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最近読んだ一冊(+1) ② [お薦めの一冊]


最近読んだ本で、ご紹介したいと思った一冊(+1)の2回目。

こちらから。

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”後悔しない生き方
  人生をより豊かで有意義なものにする30の方法”
 
 マーク・マチニック(著)/ 弓場 隆(訳)









人間誰しも後悔なんてしたくありません。

しかし、過去を振り返って、「あの時こうすれば(しなければ)よかった」と思うことがあるはずです。

後悔をしないですむように決断し、行動を変えていけば、人生は非常に充実したものになるはずです。
この本では、人生をより豊かで有意義なものにする30の方法が紹介されています。

大きく分けると、次の5つの基本構成に分けられています。
1. 自分の思いに素直になる
2.一日一日を大切に生きる
3.現状を打ち破る
4. 困難に挑戦する
5.良心にしたがう

簡単に言えば、たったひとつでいいから、ものの見方を変えること。(中々出来ません...)
たったひとつのものの見方が、人生を変えるきっかけになるということです。

30の方法の中からいくつかご紹介します。

⑤いちばん大切なことを優先する
 「どんなに用事が多くても、後悔せずに生きたいなら、いちばん大切なことを優先しなければならない。」
 この本では家族とのことが書かれていますが、ある優先事項が他の優先事項と重なったときのジレンマをどう解決するかですね。

⑩毎日を最大限に生きる
 「無計画に時間を過ごしていると、何も成し遂げることができず、いずれ後悔することになる。」
 今この瞬間を最大限に活用する方法を考えなければいけません。今日という日は二度と訪れない。毎日を大切にしなければいけませんね。

⑫モノにしがみつかない
 「よく考えてみると、私たちが重要だと思っているモノの大半は、本当はそれほど重要ではないかもしれない。」
 ん~ これは頭が痛いですね^^; 
 「それはすべて単なる物体で、しがみつくあまり、それなしでは生きていけないと思い込んでいるだけ...」
 「究極の幸せは、ため込んだ所有物の数ではなく、どんな生き方をしてきたかによって測られる。」
 人生で大切なことを見失ってはいけない...まったくですね。

⑮過去のことを悩まない
 「後悔は強い力で私たちを縛り付ける。だから、その呪縛から自分を解放する方法を学ぶ必要がある。」
 引きずってもいいことはないですね。前を向いて明るく生きませんとね。

⑳自分を信頼する
 「人はみな、思っている以上に大きなことを成し遂げる力を持っている。最終的に後悔しないかどうかは、自分を心から信じ、自分を徹底的に試せるかどうかにかかっている。」
 自分は出来るんだ、とことん自分を信頼してあげないといけませんね。

㉙相手を思いやる
 「自分のことよりも相手のことに視線を移そう。だからといって自分を軽んじていることにはならない。ただ、自分のことばかり考える傾向を少なくするということである。」
 まさしくその通りですね。思いやる心を持って周りに接しないといけません。

後悔しないためには、ちょっとしたものの見方を変えること、瞬間瞬間でとことん自問自答し、自分を信頼して前に進む。周りにも自分にも愛情を持って接することが大事なのではないかと思います。

お薦めの一冊です。

つづいては、こちら。

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" 死ぬまで仕事に困らないために 
  20代で出逢っておきたい100の言葉 "

  千田 琢哉(著)









前回(http://shigesfavoritethings.blog.so-net.ne.jp/2011-09-06 )ご紹介した、
" 人生を最高に楽しむために 20代で使ってはいけない100の言葉 " の著者の千田琢哉さんの前著です。

20代ではないのですが、こちらも興味があったので読んでみました。

そうだねというものから、なるほどねと思える言葉まで面白かったですよ。
20代の時に読みたかったと思いました。でも、その当時はこの手の本は一切読んでませんでしたけど...

20代でやっておくべき、たった一つのこと、
"とにかく、たくさんの良い言葉のシャワーを浴びておくこと。"

その方法は二つ、
一つは、人と会うこと、もう一つは読書...

では、少し紹介します。

Chapter 01 人生

 (2)「周囲に認められる前に、自分で自分を認めてあげる。」
    まずは自分で自分を認めているところからスタート。

Chapter 02 仕事

 (17)「楽しい仕事はない。楽しそうに仕事をしている人はいる。」
    出来る人はみんな楽しそうに仕事をしている。
    退屈な社内のルーティンワークを、いきいきこなせる人が仕事の出来る人。

Chapter 03 時間

 (27)「時間のプレゼントが、プレゼントの頂点。」
    最高のプレゼントは、お金でもなければ高価な宝石でもない。
    時間をプレゼントすること。
    本当に大切な人には物をプレゼントする以上に、会ってゆっくり話する
    時間をプレゼントすること。

Chapter 04 組織

 (34)「自分に実力がないのなら、陰口だけは言わないと決める。」
    人格とは何か。陰口を言わないこと。

Chapter 05 勉強

 (44)「立ち読みで終わる人は、傍観者で人生を終える人。」
    本を自腹で購入する人は、自分の人生を主人公として歩み、立ち読みで終わる人は、
    傍観者の人生を歩む。

Chapter 06 情報

 (54)「情報は、「情に報いる」と書く。」
    愛情の「情」と情報の「情」は同じ。愛が入っていない情報は情報ではない。

Chapter 07 交渉

 (68)「大声で話さず、やや小さめの声で話す。」
    怒鳴っている人は怖がっている人。

Chapter 08 友情
 
 (71)「親友は、生涯で一人いれば御の字。」
    心の友が一人いれば、誰に嫌われても怖くない。
    人が成長するのは、唯一孤独の時間だけ。

Chapter 09 恋愛
 
 (83)「相手を尊敬出来ないのは、自分を尊敬していないから。」
    相手を尊敬出来ない原因は、相手にあるのではなく自分にある。
    全ての人間関係の原点は、自分自身との関係の投影に過ぎない。

Chapter 10 決断
 
 (95)「遅い決断は、どんなに正しくてもすべて不正解。」
    決断には、正しい決断と誤った決断があるわけではない。
    " スピーディーな決断 " と " スローな決断 " があるだけ。


参考になる言葉ばかりです。

20代とか関係なく、読むべき本でもあるのではないでしょうか。

こちらも、お薦めです。


後悔しない生き方

後悔しない生き方

  • 作者: マーク・マチニック
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2011/09/16
  • メディア: 単行本




死ぬまで仕事に困らないために20代で出逢っておきたい100の言葉

死ぬまで仕事に困らないために20代で出逢っておきたい100の言葉

  • 作者: 千田 琢哉
  • 出版社/メーカー: かんき出版
  • 発売日: 2011/04/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)




では、また...



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最近読んだお薦めの一冊(+1) [お薦めの一冊]

最近読んだ本で、お薦めしたいと思った本をご紹介します。

まずは、こちら...

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 " リッツ・カールトン
  一瞬で心が通う 「言葉がけ」の習慣 "

  前リッツ・カールトン日本支社長 高野登(著)









おもてなしのプロによる一冊。ホテルでの話が中心ですが、他の職場でも参考になることが沢山書かれています。
様々な仕事のシーンで、ちょっとした心遣いが血の通い合った暖かい人間関係を築くために、「ひと手間かけたひと言」をどのように紡ぎ出すかということのヒントが満載です。

会社の仲間やお客様の思いを汲み取ってあげるためにも、感受性という「心の筋肉」をしっかりと鍛える必要があるとのことです。

根底にあるのは、思いやり、相手を思いやる気持ちです。

「人の気持ちを考えて行動する」という感性。これですね。

1章.仕事のプロとしての「基本」は挨拶から
2章.心の距離を近づける言葉
3章.喜んでいただく言葉
4章.心を動かす言葉
5章.言いづらい言葉をかける時
6章.信頼を築くための言葉
7章.仕事を楽しむための言葉

まずは挨拶から、本当にそう思います。
「おはようございます」はっきり挨拶することでテンション上がると思いませんか?
出来ない人も多いんですよね。残念ですが。


これだけ素敵なスタッフが揃っている、リッツ・カールトン。

是非泊まってみたいなぁと思いました。


素敵な言葉で一杯の一冊です。是非お薦めします。


もう一冊...

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 " 人生を最高に楽しむために 20代で使ってはいけない
  100の言葉 "

  千田 琢哉(著)









20代ではないんですが(笑)、手にとってパラパラと読んでみるとビックリ!

自分でも使っていたり、目上の人でも使っているのを聞いたことがあったりと...^^;

20代で使ってはいけない言葉が100あります。
普段何気なく使っていたり、ドキッとするような言葉もあります。

冒頭の、
 " 必ず成功する「魔法の言葉」はないが、 
      必ず失敗する「悪魔の言葉」はある。"

  ...10年後に笑いたければ、「NG ワードを使わない」ただそれだけで良い。

簡単なこと、かな?

100の言葉の中から、少し紹介します。

Chapter01 言い訳
  
  (8)「緊張であがってしまったので失敗しました。」
      そもそも緊張はするもの。本番では緊張すると最初から分かっている。
      緊張して半分の力しか出せないのなら、最初から200%の準備をするべき。

Chapter02 愚痴
 
 (16)「お金がない」
 (17)「時間がない」
      時間とお金は同じ。
      自分の人生をコントロールし放題の本当の時間持ちはお金持ちだし、
      欲しいものがいつでも買える本当のお金持ちは時間持ち。

Chapter04 依頼    
 
 (40)「(とりあえず)コーヒーでいい。」
      コーヒーに限らず、居酒屋では「とりあえず中生でいい」とか。
     「・・・でいい」から「・・・がいい」に変えると人生が変わる。

 (41)「はい、はい。」
      全てのコミュニケーションにおいて、返事は1回以外にあり得ない。
      2回以上繰り返すと、宣戦布告になる。

 (42)「(メールで最後に)以上。」
      本文が丁寧でも最後に素っ気なく「以上」では寂しい。
      電話と同じように最後の表現で差がつく。

 (45)「(主にメールで)了解です。」
      元々「了解」は上から下に対して使う言葉。
      これは、使っているなぁ。

Chapter07 無責任

 (65)「がんばります!」
      学生時代のクラブ活動から早く卒業しよう。

Chapter09 噂話

 (84)「ねぇちょっと、聞いて、聞いて!」
     「聞いて、聞いて」発言するようになったら、おばさん現象の始まり。
      20代にもおばさんは沢山いる。

Chapter10 常套句

 (96)「どうせ、みんなにも同じこと言ってるんでしょ?」
      褒めてもらったら素直に「ありがとう」。
      お世辞でもいい。褒められたら100%正面から受け入れよう。

いかがですか?使っていたりするでしょう?

20代に限らず、参考になる言葉ばかりです。

使わなければいいんですからね。

是非お薦めします。


リッツ・カールトン 一瞬で心が通う「言葉がけ」の習慣

リッツ・カールトン 一瞬で心が通う「言葉がけ」の習慣

  • 作者: 高野 登
  • 出版社/メーカー: 日本実業出版社
  • 発売日: 2011/08/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)




人生を最高に楽しむために20代で使ってはいけない100の言葉

人生を最高に楽しむために20代で使ってはいけない100の言葉

  • 作者: 千田 琢哉
  • 出版社/メーカー: かんき出版
  • 発売日: 2011/08/03
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)




では、また...


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PLAYBACK / RAYMOND CHANDLER [お薦めの一冊]

毎日暑い日が続いてます。

この暑さで思考回路がショートしていませんか?

脳を活性化する意味でも、本を読むこと、文章を楽しむことをお薦めします。

活字から、人物や場所、背景を想像して読む。エネルギーを使いますし、カロリーも消費される?かも^^

さて、この夏休みにお薦めの一冊目。

レイモンド・チャンドラー(RAYMOND CHANDLER)の遺作、プレイバック(PLAYBACK)です。

playback2.JPG

ハードボイルド・ミステリーの巨匠の遺作、私立探偵のフィリップ・マーロウの最後の作品。

学生の時にハマリました。

フィリップ・マーロウ。決して完璧な探偵ではありません。

時にはやられることもあるし、それでも依頼人のために仕事をこなす。

渋く、不器用だけど真っ直ぐ。そこが格好良くて憧れました。
マーロウになりきって読んでいるんですね。

今までの作品とは多少趣が違う面があり、色艶のある作品です。でもサラッとしているところは流石です。

超有名な台詞、

「If I wasn't hard,I wouldn't be alive.
 If I couldn't ever be gentle,I wouldn't deserve to be alive. 」

もカッコいいですね。

是非、お薦めの一冊です。


プレイバック (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 7-3))

プレイバック (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 7-3))

  • 作者: レイモンド・チャンドラー
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 1977/08
  • メディア: 文庫



では、また...


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